柳川和政の庭と地域と時々わたし

私が住んでいる神埼
「大好き」
名所や名物なくはないが
「これだ」と誇れるものはない
住んでいる人も良い人ばかりじゃない
でも
居心地がいい
佐賀平野のだだっびろさは贅沢なほど
それが
肥沃な土と気候に恵まれて
豊かな大地に


当然に
豊かな大地は暮らしの豊かさにも繋がるのだが
それらを
「普通のこと」として過ごして来た有難さ
これに気づくようになって
住んでいる
「かんざき」が大好きとなりました


もちろん
そんな日常の
いろどりとして巡り合ったのがサガン鳥栖
本来ならば非日常
それがもう
日常に組み込まれての
２０年ばかり


そのサガン鳥栖
佐賀の
この地域の宝ものに育ちました
スタジアムは鳥栖市
鳥栖市の人口は７万人強で小さい街です
しかし
２週間に１回は
駅前スタジアムに人が集まります
四方八方からゾロゾロと
少なくても５千人
多ければ１万人を超える人たちが
「ほぼ何もしないで」
そう
勝手に
来るんです
駅に駐車場に商店街に人が来ます
この経済効果はとんでもなく大きいはずです


この状況をつくり出したのは鳥栖市民の方々です
駅前スタジアムを当時
「税金でつくる」に対して賛成してくれた
お陰です
お祭りが２週間ごとに開催されている
ようなもの
と考えれば現在
大部分の地方都市での人口減少
それに
輪をかけたように人が来ない
賑わいはなくなる
更に衰退する
このことに対し戦々恐々


でも鳥栖市はまだ大丈夫
そのお陰で
周辺の町も潤っています
お金もだけど
話題だけでも元気にしてくれます
これも大きいことです


要するに
サガン鳥栖の存在が大事なことなのです
もちろん
Ｊ２よりＪ１がいい
「落ちたら上がればいい」
いや極論すればどこのクラスでもいいかも
サガン鳥栖に限らずに
スポーツの文化
これを定着させてきたことを大事にして
更にさらに
地域に密着したものとして発展させてもらいたい
です